総長早朝覚醒(専門用語?)ではあるまいが


朝4時に目が覚めてしまった。そして眠れない。


昔(小学生中頃まで)はかなり寝付きが悪く,不安になることもしばしばだった。しかし今にして思えば寝られないのは寝過ぎだったからではないかと思う。


夜9時に布団に入って電気を消して,10時を回っても寝られないと「明日になっても寝られなかったらどうしよう」とだんだん不安になってくる。起床時刻は朝7時過ぎだったから,たとえ「明日」になるまで寝付けなくてもそれほど問題はなかったろうが,物音もほとんどしない暗闇の中の1時間は恐ろしく長く感じられるし,当時のわたしは,起きたまま「明日」を迎えることに対する罪の意識というか,それが禁忌に触れることのようにおそれていた。或いは,真夜中は魑魅魍魎の跋扈する時間帯だと思っていたフシもある。13日の金曜日なんか最悪だ。


加えて夢見が悪い時期もあった。これも睡眠時間が長い=睡眠が浅い=夢をよく覚えている,という仕組みだったのかもしれないが,いずれにせよ,一時期(それなりに長いこと)寝る前に必ずおまじない(小学生女児的発想)を唱える習慣になっていた。


寝付けない&夢見悪いのピークは小学校4年生ごろだったはず。いくら子供の足で片道25分の通学距離でも,週に3〜4回(忘れた)体育があっても,体育以外でも始業前だのホームルームだの各種行事だの休み時間だので体を動かす機会があっても,1日10時間も寝る必要はなくなっていたのではないか10歳。(そして,それだけの睡眠時間を確保されていても寝付けなくても朝はぎりぎりまで起きられなかった。朝寝坊は早寝とは関係ないのだ。当然のように朝ご飯も身だしなみも睡眠が優先する)。5年生になって寝場所を個室に移して夜更かしをするようになってからは寝付きの悪さは少しは改善されたはず。それでも悪いには変わりなかったが,消灯が1時間ぐらい遅くなった分だけ「暗闇でまんじりともせず」の時間が短くなっていた……と思う。それでも体感では1時間ぐらい寝付けていない気がしていたものだが。


と,斯様に「遅寝・遅起」のわたしが朝4時に目が覚めるのは滅多にないことで,今日は日曜日だから気にはならないけど珍事。こういう半端な時間帯に目が覚めること自体はよくある(1時間半ごとに目が覚めることもある)けど,たいてい目が覚めたことも自覚しないうちにすぐに寝入ってしまう。今日目が覚めたのは寒かったからと思う。目が覚めて「布団着てるのに寒いなぁ……それで目が覚めたか」などと気づいてから起き出して掛け布団を増やすまで時間を取りすぎたので,その間に頭が起きてしまったのかも。ぼーっと頭痛はしているが。外は雨で風も吹いている。ざわざわ不安な時間帯。6時を回ったのにまだ暗いので,朝になった気もしない。


などと書いている内に有り難いことに眠くなってきた(脳に砂糖が足りない)。えと,スーパーサッカーが始まったときにテレビを消した記憶があるので,珍しく12時過ぎに寝たはず。すごいな,土曜の昼に起きてから寝るまで12時間経っていない。おまけに一日ベッドの上から動かなかったのだから眠りが浅いのも仕方ないか。


夕食は豚キムチ(豚・韮・にんじん・えのき・キムチ)。


エアコン使いすぎか唇かさかさ。んで体重測定は45.5kg。蒸発〜。水分補給したら水が空っぽ(涙)。しかし寝るときには切るから(うるさいからね)途中で寒くて目が覚める,と。やれやれ。


寝付き悪くて不安がっていたころ,母親から「三日三晩眠れないのでなければ大丈夫」と言われていたものだ。その後10年以上経って医者からも同じことを言われた(ただしソースは同じ)けど,大丈夫って言われてもなぁ。三日三晩どころか一晩中寝られなかったこともないから「大丈夫」のお墨付きはあり,それは時折安心材料になってはいるのだけど,小学生の頃は何がどう大丈夫なのか今ひとつ理解できていなかったからあまり役に立たなかったし,中学時代や高校時代は翌日授業中に眠くなるのが困るのだからあまり大丈夫でもなかった。今はさすがに睡眠不足でも翌日眠くなることはないが(長時間聞き役になるときは眠くなる),たいがいぼーっとして頭が回っていないので,効率は悪いし些細なミスは増えるし,やっぱりあまり大丈夫でもない。目がらんらんと輝き頭が冴え渡って寝られないというのではないから大丈夫だけど頭が冴えないゆえに別の意味で大丈夫でないというかまぁなんというか(エンドレス)。


寝よ。起きるの何時になるかなぁ。やれやれ。起きたらまたブルーかも。洗濯とか買い物とか。まぁいいけど。