土曜の試合:ヤ0−4オ@神宮
ヤクルト先発石井一久。期待していなかったが6回1失点(暴投で)で投球内容は悪くなかった雰囲気。
しかし,打線が1点も取れず。ほぼ毎回ランナーを出す8安打も無得点。ここまで来たら才能か。1死満塁でクリンナップに打順が回って1点も取れないってなぁ。春先を思い返して憂鬱。
という両先発が分かった時点で,負け試合(勝ったら儲けもん)ではあった。よく言えば投手戦で良かったんじゃないか。一久から変わった松井光介が3点も取られていなければもしかしたら,という思いはないでもないが,あの様子ではきっと結果は変わらなかったに違いない。中継ぎ以降が苦しい台所事情。
狭い神宮球場に中途半端な外野フライばっかり……。野手も苦しい台所事情。
すでに6勝(3完封)。防御率1.89。
名前は(初完封あたりから騒がれてはいるので)聞いていて一度見てみたいと思っていたので,生で見られたのは嬉しかった。今年から神宮球場でビジターチームのヒーローインタビュー場内放送を(映像もつけて)するようになったので,ヒーローインタビューも聞いてきました。毎回ランナーを背負う投球にも,それが自分の持ち味とたいそうふてぶてしい(関西弁だから余計にそう思う)。
なるほど無走者での単打は打たせてもらっているだけで,打てているわけじゃないのね。チャンスになれば外野フライだの内野フライだのを打たされる,と。はははん。
巨人の上原の新人時代に「敵だから腹立たしいがしかしこれはすごいピッチャーだ,けっこう好きかも」と思ったものだが,そんな感じ。
パ・リーグの新人王争い,日ハムの八木のノーノー参考記録試合がしょっぱなから強烈な印象を与えたものだが,その後ここまでのトータルで見ると平野かな。まだ6月に入ったばかりで今からどうこういうのは気が早すぎるが,今後が楽しみ。
ヤクルトは,ショートスタメンが梶本。すわケガか風邪かとびっくらこいたが,休養の為とのことで一安心。その梶本は2安打。足も速いし守備も良かったし,右が続く打線で左打席に入る姿もいい。
MLBと違って(試合数も少ないから),ただのお休みってのはロッテぐらいしかやれない技だけど,その分代打の層も厚くなるし,たまにはいいんじゃないかしらとどことなくフレッシュな香りがしたスタメン。でもさすがに今日は慎也さんかな。
守備と言えば青木のレーザービーム。
てことで,そろそろ出かける準備を……。