生理痛の辛さはオトコにはわからない
と,男性諸氏は仰るけれど,心配無用,女性にだってわからない。女同士だからわかるかというとそういうもんではないのだ。
たまたま生理痛の話になった。話をしていた相手がその時たいへん生理痛がしんどかったようで「どうやらわたし重いらしくって」。「それはしんどそうですー」と同情を寄せるわたくしではあったけれど,実際のところはわたくしちょうど某イブプロフェン系市販鎮痛剤を飲んでいた為,生理痛なるものがどんなにしんどいのか実感を伴っては想像できないのだった。
クスリを服用していての落とし穴は,痛みが無くなったわけではなく痛みを感じなくなっているだけということで,ばたばたして帰宅が遅くなった帰り道,さすがに10時間は保ってくれないらしく,だんだんと腰がつらい感じになってくる。う”ぉ”〜〜〜〜〜〜〜(心の叫び)。
といっても,そのしんどさが全女性の生理痛度合いのどのへんに位置しているのかは,やっぱりわからんものである。そういう話はしないし,したとしても個人の感覚なので非常に比較しづらいものだと思うのよ。
鎮痛剤で忘れることができるのであれば,まだいい方かもしれん。世の中には鎮痛剤を服用しても効かない人(理由はさまざま)や,鎮痛剤を飲むことができない人(理由はさまざま)もいるだろうから,痛いんならクスリ飲めば? とも限らないもの。かく言うわたくしも,基本的にクスリに頼るのが好きではないので,鎮痛剤を飲むようになったのはほんとにここ最近(少なくとも今年に入ってから)です。なにがどう好きではないのかよくわからんけど,痛みというのは本来体の不具合に対するアラームであるはずなのにそれを無理矢理鈍感にしてしまうというあたりに,そこはかとない恐怖を感じはする。飲めるようになったということは,生理痛だとか原因がはっきりしていればそれでもいい,と,ようやく割り切れるようになったのかもしれません。(が,きっかけはあまりに痛くて気が散って仕事にならんかったからだったような……学生時代は一歩も家から出ずだったわ,そういえば。)。
いまだに頭痛なんかだとちょっと躊躇。箱をみると「なるべく空腹時を避け」とか「4時間はあける」とかといった,かなり強力っぽい(こわい)注意書きが書かれているから,よけいに躊躇うわけです。頭痛薬飲んで忘れている間にどんどん根本的な不具合が進行したらどうしようという根元的な恐怖がそこには存在するのではないでしょうかね。
ところで。今週末は全国的に寒いらしい。コートどうしよう。今年はまだウールの長いコートを着ている人をほとんど見かけない。毎年OB会は冬コート+冬マフラーの仕様なのだけど今年は遅いのか関東が温かいのか。明日コートを着て会社に行くのは大仰な気もするけれど,京都の夜はどうかしらん。ブーツとともに,晩秋〜初冬に適したコートもほしいなあと思うけれど,これは着る時期が限られるからね。ベージュやカーキの布製は汚れも目立つから長持ちしないし。
早起きして旅行の荷物をつくらねば。切符と着替え必携。コートもね。ではでは,ごきげんよう。(23:17)