負の感想なり感情なりを書いても何一つメリットなんてなさそうだから

あまり書かないようにしている。特に嗜好品については個人の好みに依るところが大きいし。


こういう前フリを書くということはつまり負の感想を書くのです。つまり,どうやらわたしはサバランはあまり得意ではないようです。(どうでもいいけどこの文章“は”が3回も出てきておもしろい)。


食べたのはまだ2回だけだけど,2回とも,口に合わなかった。


2回という回数は,“おいしいサバランに出会えるかもしれない”と望みを抱いて今後機会があったときに再挑戦をするか,「口に合わない」認識に立つと決めて近づかないようにするか,微妙なラインだ。


例えば,モンブランにしても,たまたまあまりおいしくないモンブランに2度続けて出会う可能性は高いように思う。それで“モンブランって,言うほどおいしくないよね”と決めつけるのは早計だ。サバランもまたそのような繊細なケーキ(?)ではないかと思う。の,だが。


ところで,おいしい・まずいに触感(食感?)て含まれるのでしょうか含まれないのでしょうか。ドリアンやくさやの干物のように「おいしいけど臭いが」という表現をされるからには,匂いは含まないのだろうけど。


でも,おいしいと感じるかどうかって,舌の味覚5要素以外のいろんな要素を総合して感じていると思うが。


サバランのスポンジのあのしっとり具合が,時間が経って具の水気を吸ったサンドイッチを彷彿させて,それがどうも,味の「おいしい」を上回って総体的な「不得手」判断に繋がっているようだ。


モンブランといえば,モンブランで有名なケーキ屋,或いは有名なモンブランは数多くあると思うし,それらのほとんどを(100%と言っても過言ではないかも)食べたことがないので,「一番」だとか「とびきり」だとかの形容をするつもりは毛頭無いが,マールブランシュモンブランはおいしい。


モンブランの形をしていないので或る意味邪道なのだが,マールブランシュではロールケーキ状のモンブランが売られていて,4〜5切れ取れる分量で1500円だったかな。持ち運ぶ際には崩れる心配が単品を詰めてもらうよりも少ないので,お使い物にはお買い得。残念ながら包丁で切り分ける手間が発生しますが。


これならお薦め,というサバランをご存じの方は,食べさせてやってください。「やっぱりダメ」って言うかもしれんけど。