なんにせよ身につける物について許容範囲が狭い人はいて


そういう人に対しては,装飾品サプライズ演出は諦めた方がお互いの為だろう。アクセサリのたいていを有り難く受容できるわたしだが婚約指輪のサプライズだけは勘弁願いたい。一緒に買いに行かずに婚約指輪が出てきうるなんて誰の妄想なんだ。サプライズの素敵さはわかるからそういう演出やそれで得られる喜び,また喜ぶ人(演出したがる人/されたがる人)を否定はしないがわたしは御免こうむる。気に入らなかったりサイズが合わなかったりしたら,たとえウン十万円していても突き返したい。が,実際には突き返せまい(サイズ直しはできるが切ってつなげることになる。摩耗しない限りつなぎ目は見えないが,もらった瞬間直し決定の婚約指輪ってミソついた感が……気にしなけりゃいいのだが)。突き返せないのは,そこには単なる高額装飾品だけでない意味合いが込められていそうで,指輪を突き返すことが相手からの提案そのものを突き返すこととも受け取られかねないだろうから。


話が逸れた。男性への贈り物の話だった。


あわづさんも「僕はかなり狭量なので……一緒に買いに行くってのがうれしいかな」と一覧がほとんど。さっきのTシャツは忘れていた。ほかに書き漏らしていたのはリーバイス


斯様に狭量なかなまるだが,洋服はさすがに「ベルトは黒の革で文字盤に数字が書かれていない物・ALBAが好き」だの「黒革で紐靴限定靴底が厚いのも重いのもおおぶりなのもダメ」だのよりは許容範囲が広いし許容範囲の中での供給物が多いので,一緒に行って買うには比較的適しているかもしれない。そんなこと滅多にないけど。気づいたときにはUNIQLOで調達されているから。つぅかUNIQLO以外で服買ったことある?


やっぱり消え物がいいんですかねぇ。そうだ,父親は消え物が好きだったな。食べたらきれいさっぱりなくなるのがいい,と言っていた。