先週金曜日のこと
小二時間ばかり席を空けていた隙にわたしの机の上に1冊の本が置かれていた。訊けば職場にあった古い本を処分するとやらで「欲しければあげる」由。表紙を見遣れば「強度の研究 方言をしらべよう 6中国地方」。
どうやら全国シリーズだったようで,ちょうどアルバイトにきていた子にも出身地方のをあげたそうなのだけれど,中国地方出身者ってわたしだけじゃない(どころか,かなり多い)のに,どうしてわたしのところに来るかな。片づけに参加しなかったからかしらん(それは不可抗力なのだが)。
しかしわたしには喜びこそすれ断る理由はないので(厭なら他の引き取り手を当たるかさっくり捨てるだけのことだが)そのまま有り難く頂戴してきた。
が,そのまま土日の間存在を失念していたのでまだ開いていない。暇ができたら(などと書くヤツに限って未来永劫暇ができない)。
今この本を開くわけにはいかんのだ。でも持ち運ぶには大きすぎる。
A4ぐらい,厚さ8mm,絵本や図鑑のようなつくりだ。つまりは子ども向け。……あ,版元が……びっくり。資料だろうと思いこんでいたけどそうじゃなかったのかも。